安楽椅子

皆様、こんにちは！

もう春が目の前にきておりますが、まだまだ寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか？

ご無沙汰しております。総務部の秋葉です。

月1更新ペースですが、細々と続けていきたいと思っています。本当は、月2回、ベストは週1回やりたいなぁ～と思っています。

そんなことはさておき、今回はうちのお店で良い安楽椅子を発見しましたので、紹介します。

皆様は、安楽椅子に憧れたことがあるでしょうか？

安楽椅子に憧れて…

正確には、「安楽椅子」ではなく、今風に言うと「プライベートチェア」になるでしょうか。

ここではひとまず、ゆったりと座ってくつろげるような椅子を「安楽椅子」とすることにしますが、それに憧れをずっと持っていました。

きっかけは、小学生の頃、母方の祖母の妹さんの家に遊びに行ったときです。妹さんの旦那様が安楽椅子を持っていました。

頭までしっかり背もたれがあり、足を延ばして置くための台があり、レザー生地でやわらかかったことを覚えています。

その椅子に座りながらテレビを見たりするのが、ものすごく贅沢をしているようで、子供ながらに「いいなぁ」と思いました。

ただ、別にものすごく欲しいものではなかったので、そのまま月日が流れました。

安楽椅子への情熱が再燃したのは、なんと家族旅行で船に乗った時です。

どこへの旅行かは忘れてしまいましたが、船に乗って移動してる際、船の共有スペースに頭までしっかり背もたれがあるタイプの椅子がありました。

座ってみると、存外やわらかくてそのまま寝てしまいました。その時があまりにも気持ちよくて、「安楽椅子がほしいなぁ」と心の片隅に残るようになりました。

しかし、いざ安楽椅子を探してみると、なかなか見つからないものです。

頭まで背もたれがなかったり、リクライニングが浅かったり、クッションが硬かったり…。「いいのがないなぁ」なんて思っていました。

それから月日が流れに流れた先日、ふと、お店の商品を見てみていると…

見つけた…ついに見つけたぞ…

あったんですよ、これが。安楽椅子が置いてあったんですよ、お店に。

おそらく、何回も目に入っていたとは思うのですが、今までは気にならなかったのでしょうが、ついに私の目に留まりました。

それが以下の商品です。

「え、これが？　やわらかいものがよかったんじゃないの？」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

まぁ、落ち着いて、とりあえず私の話の続きを聞いてください。

父方の祖母の家に、木枠でできたソファがあります。もちろん、ソファ部分はクッションですが、木枠の部分の触り心地が気持ちよくて、私のお気に入りのソファでした。

「木でできた椅子っていいなぁ」とも思っていました。

つまり、この商品は、私にとって「母方の祖母の妹の家にあった安楽椅子」+「父方の祖母の家にあった木枠のソファ」を合体したようなものなのです。

一目見て、「これいいなぁ、ほしいなぁ」と思いました。

妻のおばあ様の家は縁側があるのですが、そこにこれを置いて庭を見ながらくつろぐ…、いや、これに座って庭を見ながら死にたい！とまで思いました。

実際に座ってみました

お店の商品ではありますが、私も買うのであればお客様の1人（？）でもあるので、試乗ならぬ試座しました。

分かりにくいかもしれませんが、この商品はリクライニングが2段階あります。

左から、①リクライニングしていない状態（直立）、②リクライニング1段階、②リクライニング2段階　となっています。

私の身長が180㎝ありますので、大きさ・長さの参考にしていただければなと思います。

私の表情も、リクライニングが深くなっていくにつれて、くつろいだ表情に変わっていってますね。

そして、いよいよ最終形態。

椅子の下にある足をのせる台を引き出して、リクライニングも一番深くした状態がこの写真です。

180㎝ある身長でも足をのびのびと延ばせ、頭もちょうどいい位置に来ています。

あまりの心地よさにすでに昇天しかかってますね、これは。いや、実際、昇天しかかっていましたが、引き戻されてきました。

なぜ、引き戻されたのかって？　そりゃ、私は妻の天下（かかあ天下）にいますから、他の天へは行けないからですよ…。

地獄の鬼はまだ怖くないです、会ってないから。怖いのは家に帰ったら笑顔で待ってる現世の…。おっと、寒気が…。

それに、子供の成長も見てみたいですからね！

従業員、安楽椅子を買う！？

昇天しかかっていたのを、妻が引き戻してくれたところで、値段を見てみました。

え、、、税込み5万5,000円…、、、や、安い！！！

皆さんは、この金額をどのように感じるでしょうか。

確かに、5万5000円は安くはありません、むしろ、高い金額です。

しかし、長年憧れていたもの、しかも、そんなに買い替えることのない、下手したら一生使うかもしれないものだとすれば、それほど高い金額ではないのではないでしょうか。

私は、高いどころか、むしろ安く感じました。

1ヶ月1万円貯金すれば、半年あれば買えます。1ヶ月5,000円貯金でも、1年あれば買えます。

憧れのものが、少し貯金するだけで1年以内に買えるのなら、安くないでしょうか？

金額自体はただの数字ですが、それを受け取る人の価値観や気持ちによって、高くも見え、安くも見えることをあらためて実感しました。

「安楽椅子に憧れていたし、むしろ安いというし、そこまで言うのなら買うのでしょ？」と思われるでしょう。

もちろん、買いたい、買いたいのですが、1つ問題があるんですよね…。

それが、スペースです。

現在のアパートに、置き場所がないんですよね。家自体がそこまで大きくないということもありますが、それ以上に物が多いんですよね…。

不要なものは捨てて、片付けをしたいのですが、天が許してくれないんですよね。

天にお伺いをたてると、ゴロゴロと雷模様になり、大荒れの嵐の兆しが出てきてしまいます。

天候は左右できませんから、どうしたものかと悩んでおります…。

「え？いきなり天気の話？」と思われる方は、私が昇天できなかった理由を思い出してください。私は、ある天の下にいるのではなかったでしょうか…。

捨てるからこそ、得られる～捨我得全～

どれだけほしいものがあっても、お金の問題がなくても、そのものを置く場所がなければ買うことができません。

こんな風な言葉を聞いたことがあります。

「家賃を払っていると思うが、あなたはゴミや不用品を家に置いておくためにお金を払っているのかね？」

「良い水をコップに入れようと思っても、汚い水が入ったままでは入れられない。良い水を入れる前に、まずは汚い水を捨てよう」

使わないもの、捨ててもいいものを残しておくが故に、必要なもの、欲しいものが置けないなんて、悲しいですよね。

今回のように、急に素敵なものに出会うかもしれないので、やはり日ごろから整理整頓をしておかないといけませんね。

私の天が晴れているうちに、少しずつ整理整頓を進めていきたいものです。

なにはともあれ、憧れていた安楽椅子に出会えてよかったなと思います。まさに灯台下暗しでした。

購入して、自分の家で座れる日が来るように、日々頑張っていきたいと思います。

（ちなみに、このブログが天にバレたら、史上最大規模の雷・暴風・波浪警報になりますので、くれぐれも天には内緒で…。）

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