レジ導入と母の声
すっかり桜は満開を迎え、これから初夏に向かっていく季節柄となりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
大変ご無沙汰しております。総務部の秋葉です。
月に1回どころか、3月は更新すらできませんでした。
更新せずにしれっとした顔をしていたのですが、上司の上田から「秋葉くん、ブログ更新してよ」と指摘を受けました。
”ギクッッッ”。見てないようで、しっかり見ている上司…怖い…。
抜け目のない上司の鶴の一声もあり、このタイミングでブログを更新させていただきます。
今回は、井戸垣産業株式会社の新事業であるカフェに携わった際の話をしたいと思います。
新規事業 ”Harukiya Cafe”(ハルキヤ カフェ)!!
2024年3月24日に、倉吉白壁土蔵群の中に”Harukiya Cafe”(ハルキヤカフェ)をオープンしました。
場所は、石井旅館様の隣、清水庵様の斜め前になります。
もうすぐオープンして1ヶ月となりますが、大きなトラブルもなく営業をさせていただいております。
井戸垣産業株式会社としては初のカフェ運営ですし、スタッフも慣れていないとのことで、大々的にオープンは告知しませんでした。
ですが、弊社と関わりのあるお客様、協力会社の方、地元のお客様に来店していただいております。感謝してもしきれません。誠にありがとうございます。
”Harukiya Cafe”(ハルキヤカフェ)の「ハルキヤ」の由来は、町家の屋号である「春木屋」です。
昔は、「春木屋」という屋号でお店をしていたようで、地元のお客様の中には知っておられる方もいらっしゃいました。
古民家をリノベーションしてカフェにした、いわゆる「古民家カフェ」ですので、名前も昔の屋号をリノベーションして使わせていただきました(笑)。
オリジナルコーヒーなどの各種お飲み物、オリジナルメニューである”サンドドッグ”や”モンブラン”もありますので、ぜひ一度ご来店ください。
HPアドレス: https://harukiyatoiawase.wixsite.com/harukiya
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カフェの店内の写真です。
ゆっくりとした時間を過ごせ、ついつい長居してしまいます。
私はこの席がお気に入りです!
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カフェの奥には中庭があります。
カフェでテイクアウトしてこちらでゆったりした時間を過ごすのもオススメです。
ここではわんちゃんも遊べるので、ペットと一緒に遊びにきてください!
レジに触ったことすらない私が、カフェにレジを導入!?
2023年9月に中途入社した私は、その当時打合せが進んでいたカフェのミーティングに呼ばれ、参加することになりました。
そのミーティングの中で、「カフェのレジは秋葉くんに選んでもらおう」という社長の一声により、私はカフェのレジを導入する担当になりました。
学生時代のアルバイトも含めてこれまで様々な職場で働きましたが、レジに触ったことはありませんでした。加えて、おしゃれなカフェで過ごすタイプではありません。つまり、レジに触ったことも、カフェにも行かない男がカフェのレジを導入することになったのです。
どこからどう手をつけていいのか、どこが要点なのか、誰に何を相談すればいいのかも分からない、分からないことだけが分かっているという状態で、1ヶ月何も進みませんでした…。
「このままではまずい」と思って、ひとまず素人調べ程度で資料をまとめて、ミーティングで報告しました。
すると、弊社の会計ソフトと連携ができるものがいいのではないかという意見が出たことをきっかけに、レジの選定が進み、なんとかレジを決めることができました。
レジの導入に伴い、クレジットカード・電子マネー・QRコードでの決済ができる決済端末の導入もできました。
人間、やればなんとかなるものですね!
レジ導入ができたので一安心と思いきや…
今回導入したレジは、皆様もよくみかけると思いますが、ipadを使うタイプのPOSレジというものでした。
なので、レジが届いてやったー!!というわけにはいかないのです。なぜなら、設定をする必要があるから。
そもそもレジに触ったことすらない私は、ネットのヘルプページとにらめっこしながら一から設定することになりました。
Wifiとつないだり、レシートを出す機械やクレジットなどの決済端末との連携などのハード面の設定から、メニューの登録などのソフト面の設定まですべて一からやりました。
幸い、私でも理解できるくらい詳しくヘルプページに書いてあったので、初めてだったのでかなり大変でしたが、何とか設定することができました。
メニューもギリギリまで吟味していたので、メニュー登録がオープン直前になってしまい大変でしたが、なんとかオープン日に間に合わせることができました。
(それもあって、3月のブログ更新ができなかったのですが、そう言ってしまうと上司に「それはあんたの段取りが悪いせいだろ」とツッコまれてしまうので言えない…)
PayPayの審査が長引いてしまい、オープン日には間に合わなかったのですが、オープンして数日後には審査が通り、決済ができるようになったのは不幸中の幸いでした。
今では、特に問題なく利用できているので、一安心しております。
レジ導入と母の声
レジを導入する担当になった時から、心の中で「大丈夫なの?できるの?」という母の声が聞こえました。
「お前にできるのか?」という見下すような感じではなく、「本当にできるの?」という心配している感じでした。レジを決めた時も、設定をした時も、メニューを登録した時もずっと母の声が聞こえていました。
振り返ったイメージなので、正しくはないかもしれませんが、私が何か新しいことをしようとすると「え…?本当にするの…?」と心配そうな怪訝な顔をされた印象があります。
現在、父親になって分かった気がしますが、母は私を大切に思うが故に単純に心配していただけだったのだろうと思います。「お前にはできない」と見下すのではなく、「何か危険があるのではないか」と心配していたのだと思います。
しかし、「親の心 子知らず」とはよく言ったもので、当時の私は、母に否定されているように感じてしまっていました。「あなたごときにできるはずがない」という風に。
母に「できない」と思われている私ができるはずがないと思っていたので、私はどんどん新しいことに挑戦しなくなっていきましたし、挑戦しづらくなっていきました。
初めはできなくとも、挑戦し続けることでできるようになったり、できなかった経験が他のことに活かせたり、挑戦すること自体に価値があるのですが、私は確実にできると思えること以外はやらないようになりました。
ただ、現実は違い、今回のように初めて携わるレジの導入もなんとかできましたし、東京からの移住もできました。当然と言えば当然ですが、最初はできなくても、何回も取り組むうちに徐々にできるようになる程度には成長しているのです。
鳥取に移住してからは特に、自己認識の更新の必要性を感じております。自分ができないと思っていたことができているという事実が多々ありますし、自分はこういう性格・タイプだと思っていたけれど、別の側面が現れてきたりしています。幼少期からの自分のイメージも大切ですが、事実に即して自己認識を改めていくことも大切なのではないかと考えています。
今回のレジ導入を振り返り、そろそろ心配する母の声からは卒業しないといけないなと思いました。おそらく、心の中の母は今後も心配すると思いますし、心配しなくて大丈夫と胸を張って言えるわけではないですが、「ほら、レジの導入はできたでしょ。そんなに心配しなくても少しはできるようになったよ」とそっと言ってあげたいです。
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