「明るさ」と「色」がポイント!おしゃれで居心地の良いリビング照明の選び方
家の中で家族が一番集まるスペースと言えば、リビングですね。リビングは、家族がくつろぐ場所であり、お客様をお招きしてもてなす場所でもあります。そのリビングの照明、どんなモノを使っていますか?ひと昔前のリビング照明と言えば天井付の丸い照明一灯で部屋全体を照らす感じのモノが主流でした。現在は、住宅も欧米化が進み、照明選びも埋込式のダウンライトや間接照明など様々な選択肢があります。照明にほんの少しだけこだわって、居心地の良いリビングを作ってみませんか?今回は「明るさ」と、「色」にこだわった照明選びのポイントをお教えします。
直接照明と間接照明
長年、日本では天井から床を直接照らす「直接照明」が主流でした。しかし、一灯で部屋全体を照らすとどうしても端のスペースが暗くなりがちでした。最近では、住宅の欧米化も進み、照らしたいモノを壁や天井に光を反射させて照らす「間接照明」でお部屋を演出する手法を使われる方が増えてきました。
部屋の広さに合った照明の明るさの基準
照明に使う明るさの目安は、1畳あたり40W。最近ではワットの代わりに、光の量を表す単位「lmルーメン」が使われるようになりました。ルーメンで言うと、1畳あたり500lmが基本となります。例えば、6畳のお部屋の照明なら6畳×40W=240W。ルーメンなら6畳×500lm=3000lmとなります。お部屋の広さに合った明るさの目安の表を作ってみました。是非、ご参考にしてみて下さい。
■お部屋の広さに合った明るさの目安■
畳数 | ~4.5畳 | ~6畳 | ~8畳 | ~10畳 | ~12畳 | ~14畳 |
ワット数 | 180W | 180W~240W | 240W~320W | 320W~400W | 400W~500W | 500W~600W |
ルーメン(lm) | 約2280lm | 約2280~3040lm | 約3040~4050lm | 約4050~5070lm | 約5070~6330lm | 約6330~7600lm |
照明の色の種類
照明の色には電球色、温白色、白色、昼白色、昼光色の5種類の色があります。このうち一般的に照明として売られているのが電球色、温白色、昼白色、昼光色です。
色の効果
実際にショールームの調光機能付きの部屋で写真を撮って検証してみました。
電球色・・・暖色系の温かみのある光でリラックス効果があります。暖かみのある明かりで落ち着いた印象のリビングを演出してくれます。リビングでゆっくりくつろいだり映画をみたりしたい方にオススメ。ちなみに、ダイニングで使用しても料理を美味しく見せてくれる効果があります。リビング&ダイニングが合わさった最近の新築住宅にもおすすめです。
温白色・・・電球色と昼白色の中間の色。温かみとさわやかさを併せ持っている色。一番自然な色に近い。暗すぎずちょうど良い色味なので、目も疲れにくくリビングで読書をする様な方にオススメです。
昼白色・・・白に近い光。最も太陽光に近い色。日中の様なさわやかさがあります。自然な白い明かりでいきいきとした印象の明るいリビング。リビングで仕事や勉強をする様な方にオススメです。
昼光色・・・青みがかったすっきりとした光。集中力を高めてくれる明りの色。細い文字も見やすいので勉強部屋やオフィス向きの色。また、クールでモダンなイメージのリビングにもオススメ。
参考事例
14畳のリビング+ダイニングが同じ空間にある場合
必要な明るさ→14畳×40W=560W
<実際取付した照明>
ダウンライト40W×4=160W
シーリングライト60W×3=180W
ダイニングテーブル上ペンダントライト40W
スポットライト60W×4=240W 合計620W
いろいろな種類の照明を使っていますが必要なワット数560Wに対し、620Wあるので明るさは十分です。更に全ての照明の電球に「電球色」を使用し、癒しの空間を演出しています。同じ空間にリビングダイニングがある場合、同じテイストと明るさで統一感を出すか、もしくはリビングを少し暗めにし落ち着いた感じを演出しつつ、ダイニングは明るくし、メリハリをつけた感じにしても良いと思います。
まとめ
ダウンライトのみでスッキリとスタイリッシュなお部屋にするのも良いですが、せっかくならおしゃれ照明を取付して、今風のおしゃれ空間を楽しんで欲しいですね。1畳=40W、これさえ覚えておけば、複数の照明を選んでも足し算と引き算です。あとは、リビングでどんな風に過ごしたいかにより電球の色を選べばOKです。もう、選び方が分からない・・・と迷う事無く、服を着替える様に照明を替えて、おしゃれで居心地の良い、人につい自慢したくなるリビングの照明コーディネートを楽しんでみて下さい。
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